約 2,802,290 件
https://w.atwiki.jp/kancil/pages/831.html
りょーへーさんおめです! この前の流れからこのお二人、いいねいいね じつは小ノリも参戦、いいタイミングやないかい そう、飲まなきゃやってられないわけですよ、文学部はー! いい雰囲気、でもそうはさせないっすよー(`・ω・´) 先日誕生日を迎えたお姉さま方、きょうもおきれいです なんかあれですねー、実に楽しそう、和気あいあい(ダチョウではない) なにげにいい場所座ってんなーお前はー!これが新宿特権、まさに中央集権 刮目してろヤナギ!これが漢の生きざま、WA☆SA☆BIじゃい!これぞ漢チルクオリティb あいや~!!なんも言えねぇー(笑) -- nori(kancil) (2009-12-09 22 39 40) 鼻の中がむずむずする理由がわかったぞ~ -- りょ (2009-12-09 22 48 24) 名前 コメント +どうしてこうなった! ___/ || ̄ ̄|| ∧_∧|.....||__|| ( ) どうしてこうなった・・・| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/| | ( ./ / ___/ || ̄ ̄|| ∧_∧|.....||__|| ( ^ω^ ) どうしてこうなった!?| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/| | ( ./ / ___ ♪ ∧__,∧.∩/ || ̄ ̄|| r( ^ω^ )ノ どうしてこうなった!|.....||__|| └‐、 レ´`ヽ どうしてこうなった!| ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ノ´` ♪| | ( ./ / ___ ♪ ∩∧__,∧/ || ̄ ̄|| _ ヽ( ^ω^ )7 どうしてこうなった!|.....||__|| /`ヽJ ,‐┘ どうしてこうなった! | ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ ´`ヽ、_ ノ | | ( ./ / `) ) ♪ ♪ ∧__,∧.∩ r( ^ω^ )ノ _ └‐、 レ´`ヽ ヽ _ノ´` ( .(´ ♪ `ー ♪ ∩ ∧__,∧ ._ ヽ( ^ω^ )7 /`ヽJ ,‐┘ ___/(___ ´`ヽ、_ ノ/ (____/ `) ) ♪ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ー´ ∧__,∧.∩ r( ^ω^ )ノ _ └‐、 レ´`ヽ ヽ _ノ´` __(/(___/ (____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧__,∧.∩ r( ^ω^ )ノ └‐、 /(____/ (____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ <⌒/ヽ___/<_/____/
https://w.atwiki.jp/yuisakakibarasongs/pages/15.html
Happy☆LOVE×ライブ2007 愛のGUSH! Realythm Far Away Imitation 此の花咲ク頃 princess SINCLAIR core ダーリン Beautiful day マジカル☆ジェネレーション はぴねす方程式 そして僕は… SHINING STAR SHOOTING STAR アイノウタ Trust in me Jewely days Happy Birthday! Just I wish LOVEclick☆ VOYAGEURS~ヴォワヤジャー〜 Chu×Chu! Love×2 song♪ English Ver Again Eternal Destiny dreaming
https://w.atwiki.jp/25438/pages/712.html
これは澪の誕生日の数日前のお話…。 「誕生日プレゼント…リクエストがあるんだ…」 あの澪がこんなリクエストなんて珍しいこともあるもんだ、などと考えつつ、いつもの調子で答えた。 「あんまり高価なもんは無理だぞ~。お金ないし~」 そんなものリクエストするわけないんだけど一応ノリとして、ね。 そんなんじゃない!と、ゲンコツされるかと思いきや、顔を赤らめてモジモジ。 「もしも~し」 「わた…わた、私の事………踏んで…くれないか?」 踏む?何を?澪を?何で? あぁ、そっか澪を踏めばいいのか! なんだなんだ… 「えぇぇぇぇー!」 「ひぃ!」ビクッ 聞き間違えたか? そうだよな!いきなり踏めだなんてそんなry 「やっぱり…嫌…なの?」ウルウル 「な、何がかな?」 「顔面をグリグリ踏んで欲しいなんてさ…。 でも、考えてみてくれ!律がちょっと私の顔を踏んでくれるだけで、私は幸せになれるんだ! 満たされた気持ちになるんだ!そしてお金もかからない!すっごく建設的じゃないか?」 私疲れてる? さっきより欲求が増してる気がするなぁ。 建設的なんて難しい言葉りっちゃんにはわかりません。 「ちょっとだけでいいんだ!汚いものを見る感じで踏んでくれたら!」 どうしよう意味がわからない。 「『澪こんなのが気持ちいいの?変態だね。』って、言われたら…私…私…」ビクンビクン! ビクンビクンじゃねーよ。 なんなんだ?この澪は。 偽物か? 「それがだめなら顔の上に馬乗りになって、『ずっとこうしたかったんでしょ?』 って、言ってくれれば!そのまま律の事も気持ちよくできるし一石二鳥なry「しないからな?」 「…え?」 あっるぇー?不思議そうな顔されちゃったー☆ 「どっちもしないけど?」 「…律…言ってる意味…わかってる?」 お前がわかってるの? 顔踏まれるんだぞ? わざと踏まれるんだぞ? 「せっかく勇気出して行ったのにぃ…」ウルウル 勇気の出し所が間違ってないか? やっぱり偽物なのか? 大丈夫なのか? 「律は私のことどうでもいいんだ…」メソメソ 「そんなことは…」 「じゃあ踏んでくれよ!」カバ! 「うぉえ!」ドサ 「律ぅ…律ぅ…」スリスリ 「あー…よしよし」ナデナデ こんな状況だけどさ、澪ってやっぱりかわいい。かわいいって得だよな。 「律ぅ…律ぅ…律ぅ…」フーフー 「はいはい。よしよし…ちょ!息荒っ!」 「はぁ…はぁ…」ギュゥゥ 「目が据わってる!」 「いいよな?もうすぐ誕生日だから特別だよな?!」 「確かに今日の澪は特別おかしいよ!って、そうじゃなくて!離せぇえ!」グイグイ 「こんな時でも突っ込みを入れるてエラい! ちなみに律は今から突っ込まれてエロくなるけどな!」ドヤァ 「ぎゃあああ!助けてー!」 部室前! 「けしからんわぁ…」REC 「あっしにも見せてくだせぇ…」 「唯先輩は純粋なままでいましょうね」 「え~。何してるか気になるよ~」ブー 「あのね唯ちゃん。今澪ちゃんが…いえ、澪さんが…」 「金髪は黙ってて下さい」 「あっ!いいわ!りっちゃんのその顔!嫌なんて言いながら」ハアハア 「眉毛と柴漬け付けかえますよ?」 「りっちゃん泣いてるみたいだよ? 早く行かないと、澪ちゃんもきっと困ってるよ」 「唯先輩…」シミジミ 「ダメよ唯ちゃん!この澪ちゃんは澪さんと呼ぶべきだわ!」 「唯先輩。だめ眉毛の言う事なんて聞かなくていいですから」 「りっちゃんがネコだったのね…」 「りっちゃんは猫さんなの?」 「唯先輩は素直で素敵な人ですね。」 「でへへ~。褒められちった」 「飴あげますから、耳ふさいでましょうね」 「わかった!」モグモグ 「ムギ先輩にはガムテープあげますから、目と口ふさぎましょうか」ビリビリ 「澪さん…30分遅れて来てくれ、なんて言ったのは、このためなのね」ハアハア 「いいから、大人しく拘束されて下さいねー」 「りっちゃんメロメロね…」ググッ (くっ…ムギ先輩の力が強すぎる…)グググッ 「残りあと10分…。たまりませんわ~」ホクホク 「まだかな~」コロコロ この映像は永久保存版になったとかならなかったとか…。 真実は紬のみぞ知る… ※ ここまでが前座?になります。 2
https://w.atwiki.jp/saikouon_dokoda/pages/843.html
調査楽曲数 15 あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 あ行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 息吹と共に混沌を裂いて mid1C# mid2F# mid2F# 慰霊堂清掃奉仕 (Happy Birthday!) mid1D mid2G ラララ…の部分でmid1C,裏hiA VIVACE -TiTs- mid1D mid2F# hiB 裏最高音は一瞬hiAから上昇。 か行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 キャンプファイヤーソング lowG mid2F hiC Groria Streetから愛を込めて #1 mid1D hiA Groria Streetから愛を込めて #2 lowG mid2G さ行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 Judgement; mid1B mid2C hiC 「gloria...」部分で最高音mid2G#(フェイク扱い) た行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 吐息たちの棲み家 mid1C# mid2F# hiA# フェイクで裏hiC# Twice Birds' Singing mid1B hiA hiB フェイクで裏hiE trick or treat lowG# mid2D# な行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 Nightmare's Biginning mid1A# mid2G Natural Born Queen mid1B mid2G は行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 B D H M lowG# mid2G 微笑とメロディー mid1D# mid2E ら行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 林檎 mid1A# mid2G# mid2D# hiA# 関連ページ BURGER NUDS 外部リンク 検索用文字列
https://w.atwiki.jp/bzspirit/pages/1288.html
リリース 2013年2月27日 規格 DVD 品番 BMBV-5017~5018 『B'z LIVE-GYM 2005 -CIRCLE OF ROCK-』は、2013年2月27日発売にリリースされる、B'zの映像作品。 2005年に行われたライブツアー「B'z LIVE-GYM 2005 -CIRCLE OF ROCK-」の大阪ドーム公演の模様が収録されている。 収録曲 DISC1 X パルス Fever イカロス アクアブルー 睡蓮 Mannequin Village 哀しきdreamer BLACK AND WHITE ALONE 今夜月の見える丘に DISC2 Happy Birthday love me, I love you ねがい juice IT S SHOWTIME!! 愛のバクダン OCEAN BANZAI ultra soul 名前 コメント めちゃめちゃ楽しみにしてます(≧∇≦) -- ジェフ・松本・クラプトン (2012-11-20 09 09 08)
https://w.atwiki.jp/yuisakakibarasongs/pages/14.html
Happy☆LOVE×ライブ2006 2006年10月8日 横浜ベイホール HONEY Lovex2♪ song DokiDokiが止まらない 恋するとけい Wake me up! Far Away Imitation Favorite Love You make me! 此ノ花咲ク頃 Realythm 棘姫 彼方・・・ 夜がくるたび Love☆ Emergency ONE DAY Shining Orange School meet you はぴでい♪ Happy Birthday! Beautiful Harmony Eternal Destiny Jewelry days feel 奇跡の絆 愛のGUSH!
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/1094.html
誕生日。 子供の頃それは、欲しい物がもらえる日、美味しいものが食べられる日という認識からか その日が来ることがとても楽しみで、前日などは興奮して眠れなかった、という思い出がある。 高校生となった今でも、根本的なところは変わらず、流石に眠れないということはないが その日が近づくと、自然と胸が高鳴ってしまう。 『高校生にもなって』と言われるかもしれないけれど、楽しみなものは仕方がない。 なぜ誕生日が楽しみなのか分かり始めたのは、実は、最近になってやっとのこと。 子供心で、プレゼントがもらえるからとか、ご馳走が食べられるからなどと思っていたのは……私自身にとっては間違いだった。 それを確かに感じたのは、5年前の誕生日。 学校から帰って来た私が母から手渡されたのは、父からのプレゼントだった。 仕事のため、私が小学生の頃外国にいってしまった父。 あの頃はまだ幼かったせいか、それとも、海外に行く前も、家に帰ってくることが少なかったためだろうか…… 寂しいという思いはあまりなかった。 もう10年近く父には会っていない。 部屋に飾ってある家族写真に写る、私達家族4人。 笑顔の私たちは、本当に生き生きとしていて、進まない時間の中で その一瞬の時間が、本当に幸せだった。 5年前のプレゼント……確かネックレスだった。 もう私の手元にはない。みなみさんにあげてしまったんだ。 もらうわけにはいかないと、最初は拒否していた彼女だが 『持っているのが辛い』という私の言葉に、しぶしぶ首を縦に振ってくれた。 一昨年にもらった父からのプレゼント。 まだ包装にすら手をかけずに、クローゼットの奥で他の荷物に埋もれている。 今年も父からプレゼントが届く。 ――なぜ誕生日が楽しみなのか 大切な人に、自分が生まれた日を祝ってもらえるから それが、私の本当の理由。 父が私のことを愛してくれているのは知っている。 だけど、プレゼントだけではその気持ちを、真正面から受け止めることはできなかった。 私はそこまでできた人間ではないのだから。 社会人となり、家を出た兄は、最初の頃は頻繁に帰ってきてくれていたけれど ここ最近になって、仕事が忙しいという理由で 敷居を跨ぐのはプレゼントだけ。 ここ数年、私の誕生日を一緒に祝ってくれる家族は、母だけだ。 年相応に豪華になったディナーも、数万円の価値のあるプレゼントも その時の私にとっては、コンビニ弁当やイベントの参加記念品にすら劣って見えていた。 だけど…… そんな重苦しい感情も、今となっては心の裏側にすら生まれなくなった。 まるで本当の家族のように、私の誕生日を心から喜んでくれる ――大好きな人がいるから。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ------------------------------------------------------ 『Happy Birthday ~もう1つのプレゼント~』 ------------------------------------------------------―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 太陽も徐々に姿を隠し、空が真っ赤に染まり始めた頃。 お母さんは忙しなく家の中を動き回っていた。 普段、岩崎家の人達が来る場合を除き、大抵2人しかいないこの家に、人がたくさん集まることが楽しみなのだろう。 作業しているあいだもずっと笑顔だった。 それは勿論私も同じ。そして何より、私のために集まってくれるということが嬉しかった。 「おばさん……このくらいでいいですか?」 「うん。それくらいでお願いみなみちゃん」 今日は、みなみさんも手伝いに来てくれている。 次々運ばれてくる料理は、いくら人数が集まるといっても多すぎではないだろうか? とすら思えるほどの量だった。 私も手伝いたいのだけれど 『はいはい、主役はそこで待っててね♪』 と言われてしまたので、仕方なくソファーに座って昨日買ってきた本を読んでいた。 でもその内容は、読んでも読んでも目から入って後頭部から抜けていってしまった。 本を読み出すと、時間の感覚がなくなるほどに集中してしまう私には、とても珍しいことです。 それほどに、今日の誕生会は何か起こるような、そんな感覚にみまわれていた。 『はっぴばーすでーとぅーゆー♪ はっぴばーすでーとぅーゆー♪ はっぴばーすでーでぃあみーゆきー(みゆきさーん・ゆきちゃーん)、はっぴばーすでーとぅーゆー♪』 お決まりの歌が歌い終わったことを確認して私は、強めに吐き出した息で蝋燭の炎を消していく。 18本もあると結構疲れます。 ……あれ? こんなの私だけでしょうか? 消し終わると同時に、皆さんから拍手が沸き起こる。泉さんの拍手は少し大きすぎるような気がします。 「ありがとうございますみなさん」 「さぁ~ではでは、プレゼントタ――――イム!!」 異様にハイテンションな泉さんが、そう言いながら1m四方の箱を取り出した。 「ちょ、あんたそれでかくないか? ……まぁ取り敢えず私からはこれね、開けてみてよみゆき」 かがみさんから差し出されたプレゼント。 封を開けると、1冊の本が入っていた。 今ベストセラーで、若い女性の間では知らない人がいないと言われるほどの人気の、社会現象にもなった本だ。 私が今一番読みたかった本。値段も結構高い。 「みゆきならすぐ買えるような本だけど、私にはこのくらいしかプレゼント思いつかなかったのよね」 「いえ、とてもうれしいです。ありがとうございます」 「ゆきちゃん、これは私からだよ」 つかささんから受け取った包みを開けた中には、掌に納まるほどの大きさの、うぐいす色の小箱。 開けてみると、小さなイヤリングがひょこんと顔を覗かせた。 「私たちの誕生日の時にイヤリングをもらったから、お返しもイヤリングって、なんか単純かもしれないけど」 「いえ、このイヤリングすごくかわいいです。大事にしますね」 私はその場でイヤリングを取り出し、つけてみた。 小さいピンク色のガラス玉と金具による程よい重みで、耳たぶが引っ張られる。 周りからかわいいとかきれいとか次々に言葉が発せられた。 なんだか気恥ずかしいです。 「えっと、今度は私とみなみちゃんの2人で選んだプレゼントです」 高そうな手提げ袋。中にはマフラーと手袋が入っていた。 「私一人じゃ高良先輩に似合うものが分からなくて、それでみなみちゃんと一緒に選んだんです。季節的にもこれがいいかなって」 「すごく暖かそうですね。柄も私好みです。ありがとうございます、みなみさん、小早川さん」 満面の笑みでみなみさんを見る小早川さん。みなみさんはにっこりとやさしい微笑で返す。 「さぁー、とりは私……泉こなたがいただいたぁ!!」 などと大げさに箱を渡してくる泉さん。 開けてみると…… 「……あの……泉さん、これは?」 「いやぁ、みゆきさんがあまりにもサ○ンナイト3のア○ィに似てるからさ。あ、ちなみにこの剣の名前は碧の賢帝シャ○トスね」 そう言いながら、細長いプラスチック製の緑色の剣をつんつんと指で突く泉さん。 これは……コスプレということでよろしいんでしょうか? ……ちょっと恥ずかしいですね。あ、でもこの帽子かわいいです。この白いマントみたいなのもいい素材が使われているみたいです。 これは……ベルトでしょうか? いくつもに重なっていてオシャレです。ロングブーツも可愛いですね。 ……でも、この服は、少し際どいです。下着が見えてしまいそう。 え? いえ……その……泉さんのバイト先に行った時あたりから す、少しだけ、コスプレというものに興味がありまして……その、あの…… 「?」 ふと、周りのを見渡すと、呆れたような生暖かいような視線が泉さんに向けられていた。 「何? かがみ」 「別に……こういうときにKYって使うのかなぁって思ってさ」 そういって小ばかにしたようなにやにや顔をするかがみさん。 頬を膨らませて、空気読んでるもんと抗議する泉さん。相変わらず仲がよろしいんですね。 ……。 「と、取り敢えず、お料理食べましょう皆さん!」 仕切りなおすように言う小早川さんは、率先して小皿に皆さんの分の料理を小分けしてゆく。 大勢で談笑しながらの食事は、いつもよりも格別に美味しかった。 「ふぅ……」 食事を終えて一段落。 またもや私は主役ということで蚊帳の外。他の皆さんは後片付けやらなんやらで忙しそう。 空を見上げた。 夜も深くなり始め、少しだけ欠けたお月様が、今は見えない太陽から受ける光を反射している。 食器同士の当たるカンカンという音を聞きながら、私はなぜか感傷に浸っていた。 「みゆきさん」 背中に声をかけられる。首を捻ると、両手を後ろにまわした泉さんが立っていた。 「隣、いい?」 「え? あ、はいどうぞ」 いつもの泉さんとは違う優しい声に、少しドキッとしながらも、そう言葉を発した。 んしょ、と小さくかわいい声を出しながら隣に腰掛ける泉さん。 肩が触れそうで触れない微妙な距離が、もどかしい。 「月、綺麗だねぇ……」 「本当に……」 泉さんの方に向けていた視線を、もう一度月に戻す。 でも、泉さんのことが気になってしまい、顔を月の方に向けたまま視線をゆっくりと、右隣にいる泉さんの方にずらした。 目が合った。泉さんも、同じように視線だけをこちらに向けていたようだ。 ドクンと1回だけ、心臓が大きく跳ねた。 目を逸らせずに、見詰めあったまま、私は口を開けなかった。 何を話せばいいんだろう、何も話さないほうがいいのだろうか…… 「……みゆきさんさ」 沈黙を破るように、でも静かで優しい声を出す泉さん。 先ほどの沈黙の時よりも、周りの音がよく聞こえるようになった気がする。 「さっきの私のプレゼント……」 「あ、はい。すごくかわいらしくてうれしかったです」 泉さんのプレゼントというだけで、私はすごくうれしかったんです。 「いやそうじゃなくてさ」 ぽりぽりと頬を掻く泉さん。 ここでやっと、泉さんは右下に視線を逸らした。 私は泉さんの方に体ごと向き直る。 「流石の私でもあんな空気読まないプレゼント、素でするわけないよ。あれはなんていうか……カモフラージュっていうか」 ……え? 最初言ってる意味が分からなかった。 泉さんがなにやらごそごそとポケットを弄っている。 月に照らされて、深いブルーに輝く箱を、こちらに差し出してきた。 「これが、本当のプレゼントだよ。なんか私のキャラじゃないからさ、あのときは渡せなかったけれど」 「泉さん?」 泉さんは、私の目の前でその小箱を開けて見せた。 「……指輪?」 銀色に輝く指輪。 余計な装飾などはなく、シンプルな輪っかの形をしている。 中央には、雪の結晶のレリーフが彫られていた。 「このレリーフね、私が自分で彫ったんだ。イメージはね、粉雪だよ」 そういえば、最近の泉さんは1人で帰ることが多かった気がします。 バイトですか? と聞いても、笑顔ではぐらかすだけだったけれど、ようやく疑問が解けた。 でもこれを見る限りでは、すごく高価なものだった。 「い、いけません!! こんなに高そうなものもらえません!!」 「みゆきさんのためにがんばって彫ったんだよ? そんなこと言わずにもらってほしいな」 「泉さん……」 「それに……ほら!!」 そう言って差し出した泉さんの左手の人差し指には、この指輪と同じタイプのものがキラキラと輝いていた。 同じく雪の結晶を模ったレリ-フが彫られている。 「ペ、ペアルック!!」 「え?」 「みゆきさんと……ペアルック、したいなぁ……なんて」 真っ赤になりながらそう言葉を紡いでいく泉さん。 あまりに可愛らしくて、抱きしめたくなりましたが、すんでの所で留まることができました。 「ありがとうございます、泉さん」 「……え? あっ」 箱から取り出した指輪を指につけて、泉さんに見せた。 「一生、大事にしますね」 「みゆきさん……えへへ……ってふぇ!?」 突然素っ頓狂な声をあげると同時に、茹蛸のように顔を真っ赤にする泉さん。 どうしたのだろうか。 「みゆきさん、その……指……」 「指?」 ゆっくりと目線を自分の手に戻す。 雪の結晶を携えた銀色の指輪が、薬指でキラキラと光を複雑に反射させていた。 ……薬指!? 「すす、す!! すすす、すみません泉さん!! 薬指などにつけてしまって!!」 「あ、あはは……」 私も恥ずかしいけれど、泉さんはもっと恥ずかしそうだ。 それはそうだろう。これじゃあ泉さんがプロポーズしたみたいなものなのだから。 「よーしお返し!!」 そう言って、人差し指に入れていた指輪を薬指に入れかえる泉さん。 「これでおあいこだね、みゆきさん♪」 「……ふふ、そうですね♪」 2人で手を絡ませながら、薬指にはめた指輪をコツコツとくっつけあった。 恥ずかしいけれど、なんだか幸せな気分。 「?」 不意に、視線を感じた。 部屋の中に視線を移す。 先ほどの誕生日パーティーの参加者全員が、ソファーの後ろやドアの隙間などから、ニヤニヤ顔で覗いていた。 お母さんまで…… 「あ、あの……泉さん」 「何、みゆきさん?」 嬉しそうな顔をしている泉さんは、その笑顔を保ちつつ、まだコツコツやっている。 可愛いです。 私は無言で部屋の中を指差した。 室内に目線を移した泉さんは、笑顔のままで固まった。 「こなちゃんかわいいね」 「まったく、こなたは素直じゃないんだから。私のことツンデレツンデレ言える立場じゃないじゃない」 ばれたことを知ってか(というか、わざとばれるようにしていたような気がする)、ぞくぞくと、隠れていた面々が姿を現した。 「あの、えっと……ドコカラミテタノカナ?」 「『隣、いい?』ってところかしらね」 それはつまり、最初からというわけでは? 「い、いや、これはその……」 「みゆきさんと……ペアルック、したいなぁ……なんて(ニヤニヤ)」 「!! あぅあぅあぅあぅ……」 声にならない言葉を発しながら、餌を求める鯉のように、口をパクパクさせる泉さん。 治まっていた赤面が、徐々に復活していく。 「これでおあいこだね、みゆきさん♪(ニヤニヤ)」 「ぬぁ~~~!! や~め~て~!!」 両手を振り上げて部屋の中に駆けていく泉さん。 逃げろー♪ というつかささんの言葉で、皆散り散りに散っていってしまった。 泉さんが離れていった後も、左手に残っている温もり。 私はそれを、両手でギュッと握り締めていた。 「むぅ、散々だったよ……」 「これで弄られる側の気持ちが分かったでしょ」 玄関まで皆さんの見送り。 いまだ泉さんは恥ずかしさが抜けないようだ。 そして尚もかがみさんは、ここぞとばかりに泉さんをからかっている 「あぁ~もう、やめたまえ!! みゆきさんからも何か言ってよ!!」 「……私は……うれしかったです」 「……ほぇ?」 は!! 私ったら何を!? 思わずあのときの感情を口に出してしまいました。 「い、いえ、そうではなくて……かがみさん、そろそろ泉さんをからかうのは許してあげてくれませんか?」 「みゆきが言うなら仕方ないわね」 「なんでみゆきさんの言うことなら聞くのさ……」 玄関前にたどり着いた私達。 夜も更け始めて、車の走る音や踏切の音など、遠くの音がここまで鮮明に聞こえてくる。 「それじゃあねみゆき」 「ばいばいゆきちゃん」 「おじゃましました」 「……(コク)」 別々の挨拶をして、それぞれ帰路へとついた。 私はそれを、手を振って見送る。 「みゆきさん」 泉さんは、私の前に立っていた。 こちらを見上げて、また両手を後ろで組み、優しい声で私の名前を呼ぶ。 この声を聞くだけで、私の心臓は大きな鼓動を刻んでいる。 「ちょっと屈んでくれない?」 「こうですか?」 膝に手を置いて、顔の位置を泉さんと同じくらいにする。 「うん、ありがと……んっ」 「!?」 左頬にやわらかい感触が伝わる。 それがキスだと気づくのに、大して時間はかからなかった。 「ふぅ……そろそろいかなきゃ。あとで一緒にコスプレしようね? それじゃ!!」 ビッと綺麗な敬礼をして颯爽と駆けてゆく泉さん。 こころなしか、頬が染まっていたように見えたのは、気のせいだったのでしょうか。 お風呂からあがって、机に座る私。 お風呂の熱とは違った熱が、まだ私の頬に残っていた。 不意打ちだったので、私の心臓は未だに、はちきれんばかりに脈をうっている。 それとは裏腹に、心は穏やかだった。 お風呂に入る前に外した指輪を、目線まで上げ、眼鏡を付けずに至近距離で眺める。 たぶん今私の顔は、蕩けそうなほどににやけているだろう。 誰かに見られたら死んでしまうかもしれません。 「泉さん……あれ?」 ふと、指輪の内側に何かが彫られているのに気がついた。 目を凝らしてよく見る。 『I Love you』 少し不器用に彫られた3つの単語。 しかし、心臓はいつもの自然な鼓動を刻んでいた。まるで以前から知っていたかのように。 「私も、愛しています……こなたさん」 指輪に優しく口付けた。 まるでそれが、愛する彼女そのものであるように…… ゆっくりと指輪を机の上に置くと、重力に従いコトンと乾いた音をたてる。 喜びを胸に抱きしめたまま、私はベッドへと横たわり、布団に包まった。 与えてくれた幸せを、少しづつ彼女に返していこうと、心で誓いながら…… ――机の上に置かれた銀の指輪が、月の光を浴びる。 ――粉雪を模ったレリーフが、優しくキラリと輝いていた。 【 fin 】 コメントフォーム 名前 コメント 個人的にはシャ○トスよりウィ○タリアスのほうがよかった(笑) 抜剣バージョンのみゆきさんは見てみたいかも ちょいズレた感想失礼しました 先述に書いた通り面白かったです -- FOAF (2012-12-18 00 18 01) 普段殺伐とした小説ばかり読んでるので、こういうのを読むと癒される… それを抜きにしても最高でした!名作との出会いをありがとうございましたm(__)m -- FOAF (2012-11-11 01 44 25) ペアリング…☆ 文章を通して、きらきら光って見えますよ -- 名無しさん (2011-05-01 03 13 50) こういう最高に綺麗な作品も書いてくれるから氏が大好きなんだよなぁ・・・・・ こなふぇち含め、次回作もすごく楽しみにしています! -- 名無しさん (2008-03-27 15 32 25) なんという神作 こなゆきはいいものだ -- 名無しさん (2008-03-23 14 40 10) 楷書を知りて草書を画く。 この言葉があなたには相応しいと思いました。 みゆきさんすきーのSS書きの端くれとして素直に尊敬します! お誕生日に相応しい最高の作品でした!!! テラGJ!! -- 名無しさん (2007-10-25 16 33 02)
https://w.atwiki.jp/bz666/pages/115.html
B z LIVE-GYM 2006 "MONSTER S GARAGE" ALL-OUT ATTACK juice ピエロ ネテモサメテモ ゆるぎないものひとつ 恋のサマーセッション MVP BAD COMMUNICATION ultra soul TAK S SOLO~#雨だれぶるーず Happy Birthday Brotherhood BLOWIN OCEAN MONSTER 衝動 愛のバクダン LOVE PHANTOM SPLASH! 明日また陽が昇るなら ギリギリchop RUN 「OFF LIMITS ~HOW TWO MEN CREATED A MONSTER~」
https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/351.html
【登録タグ B ランコ 恋色マスタースパーク 曲 東方回転木馬 豚乙女】 【注意】 現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。 この問題は、以下のいずれかが原因となっています。 ページがAMP表示となっている ウィキ内検索からページを表示している これを解決するには、こちらをクリックし、ページを通常表示にしてください。 /** General styling **/ @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight 350; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/10/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/9/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/8/NotoSansCJKjp-DemiLight.ttf) format( truetype ); } @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight bold; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/13/NotoSansCJKjp-Medium.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/12/NotoSansCJKjp-Medium.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/11/NotoSansCJKjp-Medium.ttf) format( truetype ); } rt { font-family Arial, Verdana, Helvetica, sans-serif; } /** Main table styling **/ #trackinfo, #lyrics { font-family Noto Sans JP , sans-serif; font-weight 350; } .track_number { font-family Rockwell; font-weight bold; } .track_number after { content . ; } #track_args, .amp_text { display none; } #trackinfo { position relative; float right; margin 0 0 1em 1em; padding 0.3em; width 320px; border-collapse separate; border-radius 5px; border-spacing 0; background-color #F9F9F9; font-size 90%; line-height 1.4em; } #trackinfo th { white-space nowrap; } #trackinfo th, #trackinfo td { border none !important; } #trackinfo thead th { background-color #D8D8D8; box-shadow 0 -3px #F9F9F9 inset; padding 4px 2.5em 7px; white-space normal; font-size 120%; text-align center; } .trackrow { background-color #F0F0F0; box-shadow 0 2px #F9F9F9 inset, 0 -2px #F9F9F9 inset; } #trackinfo td ul { margin 0; padding 0; list-style none; } #trackinfo li { line-height 16px; } #trackinfo li nth-of-type(n+2) { margin-top 6px; } #trackinfo dl { margin 0; } #trackinfo dt { font-size small; font-weight bold; } #trackinfo dd { margin-left 1.2em; } #trackinfo dd + dt { margin-top .5em; } #trackinfo_help { position absolute; top 3px; right 8px; font-size 80%; } /** Media styling **/ #trackinfo .media th { background-color #D8D8D8; padding 4px 0; font-size 95%; text-align center; } .media td { padding 0 2px; } .media iframe nth-of-type(n+2) { margin-top 0.3em; } .youtube + .nicovideo, .youtube + .soundcloud, .nicovideo + .soundcloud { margin-top 0.75em; } .media_section { display flex; align-items center; text-align center; } .media_section before, .media_section after { display block; flex-grow 1; content ; height 1px; } .media_section before { margin-right 0.5em; background linear-gradient(-90deg, #888, transparent); } .media_section after { margin-left 0.5em; background linear-gradient(90deg, #888, transparent); } .media_notice { color firebrick; font-size 77.5%; } /** Around track styling **/ .next-track { float right; } /** Infomation styling **/ #trackinfo .info_header th { padding .3em .5em; background-color #D8D8D8; font-size 95%; } #trackinfo .infomation_show_btn_wrapper { float right; font-size 12px; user-select none; } #trackinfo .infomation_show_btn { cursor pointer; } #trackinfo .info_content td { padding 0 0 0 5px; height 0; transition .3s; } #trackinfo .info_content ul { padding 0; margin 0; max-height 0; list-style initial; transition .3s; } #trackinfo .info_content li { opacity 0; visibility hidden; margin 0 0 0 1.5em; transition .3s, opacity .2s; } #trackinfo .info_content.infomation_show td { padding 5px; height 100%; } #trackinfo .info_content.infomation_show ul { padding 5px 0; max-height 50em; } #trackinfo .info_content.infomation_show li { opacity 1; visibility visible; } #trackinfo .info_content.infomation_show li nth-of-type(n+2) { margin-top 10px; } /** Lyrics styling **/ #lyrics { font-size 1.06em; line-height 1.6em; } .not_in_card, .inaudible { display inline; position relative; } .not_in_card { border-bottom dashed 1px #D0D0D0; } .tooltip { display flex; visibility hidden; position absolute; top -42.5px; left 0; width 275px; min-height 20px; max-height 100px; padding 10px; border-radius 5px; background-color #555; align-items center; color #FFF; font-size 85%; line-height 20px; text-align center; white-space nowrap; opacity 0; transition 0.7s; -webkit-user-select none; -moz-user-select none; -ms-user-select none; user-select none; } .inaudible .tooltip { top -68.5px; } span hover + .tooltip { visibility visible; top -47.5px; opacity 0.8; transition 0.3s; } .inaudible span hover + .tooltip { top -73.5px; } .not_in_card span.hide { top -42.5px; opacity 0; transition 0.7s; } .inaudible .img { display inline-block; width 3.45em; height 1.25em; margin-right 4px; margin-bottom -3.5px; margin-left 4px; background-image url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2971/7/Inaudible.png); background-size contain; background-repeat no-repeat; } .not_in_card after, .inaudible .img after { content ; visibility hidden; position absolute; top -8.5px; left 42.5%; border-width 5px; border-style solid; border-color #555 transparent transparent transparent; opacity 0; transition 0.7s; } .not_in_card hover after, .inaudible .img hover after { content ; visibility visible; top -13.5px; left 42.5%; opacity 0.8; transition 0.3s; } .not_in_card after { top -2.5px; left 50%; } .not_in_card hover after { top -7.5px; left 50%; } .not_in_card.hide after { visibility hidden; top -2.5px; opacity 0; transition 0.7s; } /** For mobile device styling **/ .uk-overflow-container { display inline; } #trackinfo.mobile { display table; float none; width 100%; margin auto; margin-bottom 1em; } #trackinfo.mobile th { text-transform none; } #trackinfo.mobile tbody tr not(.media) th { text-align left; background-color unset; } #trackinfo.mobile td { white-space normal; } document.addEventListener( DOMContentLoaded , function() { use strict ; const headers = { title アルバム別曲名 , album アルバム , circle サークル , vocal Vocal , lyric Lyric , chorus Chorus , narrator Narration , rap Rap , voice Voice , whistle Whistle (口笛) , translate Translation (翻訳) , arrange Arrange , artist Artist , bass Bass , cajon Cajon (カホン) , drum Drum , guitar Guitar , keyboard Keyboard , mc MC , mix Mix , piano Piano , sax Sax , strings Strings , synthesizer Synthesizer , trumpet Trumpet , violin Violin , original 原曲 , image_song イメージ曲 }; const rPagename = /(?=^|.*
https://w.atwiki.jp/p_ss/pages/486.html
君は私の大好きな人 君は私の大切な人 好きすぎて、おかしくなりそう… でも、いくら私が君を想っても届かない。 いや、届かない方がいいのかもしれない。 もしこの想いが君に届いたとしたら、全てが壊れてしまいそうだから——。 「あ〜ちゃんっ!」 いつも君は甘い声で私を呼ぶ 「あっ。ゆかちゃん。おはよう」 朝一番に君に会えて、本当はすごく嬉しいのに、私はいつものように振る舞う。 「今日、ゆか早いじゃろっ」 「うん。どうしたん?今日、何かあるん?」 君はうつむいたかと思うと急に顔を上げて、笑顔で言った。 「ないしょっ!」 「へっ?」 私がポカーンと立ち止まっていると 「あ〜ちゃんっ。ゆか先行くねっ!」 「えっ…あ、うん…。」 手をフラフラと振って走って行ってしまった。 君はいつもそうやって私をおいていく。 でも、この関係が壊れてしまうのなら、追いつかなくていい…。 私は、君に追いつかないようにゆっくり学校へと向かった。 私と、ゆかちゃんと、のっちは3人とも違うクラス。今日私達のクラスは、移動教室が少なかったから、学校では、2人に会わなかった。 帰りのHRが終わり、帰りの支度をしていたら、突然メールがきた。 ————————————受信To 2006/02/14 15 31 From かしゆか Sub 無題 あ〜ちゃんまだ帰らんで!( _ ) 2階の製図室にきて!! END- ———————————— 製図室? あんま行ったことないけど… なんの用だろう? でも私は君に会えることに喜びを感じ、足早に製図室へと向かった。 製図室の前まできたけど、勝手に入っていいのかな?少し戸惑いながらもドアを開けた。 ——飛び込んできた光景は、言葉を失うものだった。 部屋一面に私の好きな花が散りばめてあり、真ん中には丸いテーブルとイス。ハートや星の形をしたキャンドルがたくさん飾ってあった。 そして、授業用に使うホワイトボードには、 『★HAPPY BIRTHDAY★』 と カラフルに大きく書いてあった。 私は突然のこの状況にびっくりして、黙って立っていることしかできなかった。 「あ〜ちゃん。」 私はびっくりして、後ろを振り返った。 そこに立っていたのは私の大切な人だった。 「あ〜ちゃん。びっくりした?」 「う、うん…。」 ゆかちゃんはケーキをテーブルに運びながら、 「ふふっ。よかった。」 と言った。 ねぇ。ゆかちゃん。 なんで?私の誕生日は明日なのに。それに1人でこれ全部やったの?のっちは?聞きたいことがありすぎて何から話せばいいかわからないまま、私はずっと黙っていた。 私が黙っていると、ゆかちゃんから口を開いた。 「あ〜ちゃん、ごめんね、突然。」 私は首を横に振りながら 「ううん。大丈夫。ありがとう、ゆかちゃん。」 すると君はニコっと笑った。でも、すぐ真面目な顔になり、私にこう言った。 「ねぇ、あ〜ちゃん。聞かんの?」 「えっ?」 私は意味がわからなくて、聞き返した。 「なんで、誕生日明日なのに祝うの?とか、のっちは?とか」 まるで、私の心をよんでいたかのような質問に、私は驚くことしかできなかった。 「あのね。あ〜ちゃん。明日3人でお祝いしよう言うてたじゃろ。でもなぁ…その…」 君は、下をむいて、もじもじしはじめた。わけがわからなかったけど、その姿があまりにも愛しくて、私はドキドキしてしまった。 「あのなぁ…あ〜ちゃん」 「何?」 「2人だけで…お祝いしたかったんよ…」 君が、私の予想をはるかに超えたコトを言うから、私の顔が赤くなっていくのがわかった。 そんなこと言ったら、勘違いしてしまいそうになる。 言いたい—。私は君のことが大好きで、1番に想ってるんだよって。でも、それは絶対に言ってはいけないこと。 「ゆかちゃん。ほんまにありがとう。私のためにこんなんまでしてくれて。あ〜ちゃんは幸せ者じゃね。」 精一杯の笑顔で言った。ああ。うまく笑えてるかな。 「あ〜ちゃん…」 君は、心配そうな顔をして私をみつめた。 ゆかちゃん、そんな顔しないで。私はまた精一杯の笑顔を君にむけた。 ○つづく…○